午前3時の街の片隅で

午前3時の街の片隅で

 

夜の鋪道で君を探しながら

ひとりさ迷うこの街の片隅で

愛に溺れたふたりは

別れることしかないけれど

愛を語ったふたりは

涙に濡れて

過ぎて行く静かな時間

時計の針は丁度午前3時

白い夜霧が静かに流れる

午前3時のこの街の片隅で

 

 

 


君を想っても霧に隠れて

さびしさまぎらすこの街の片隅で

愛に溺れたふたりは

離れることしかないけれど

愛を語ったふたりは

涙に濡れて

過ぎて行く時間の中で

時計の針は丁度午前3時

街のランプが近くで揺れている

午前3時のこの街の片隅で