小さな恋の物語

小さな恋の物語

 

そこにはいつも君の姿が毎日あったのさ


今では君はいなくなりひとりぼっちの僕なのさ


思い起こせば毎日が君との出逢いの日々だった


椅子に座って待ってたらいつも君が現れた

君は僕のことを気にかけて 

だからいつも僕のそばにきたのさ


僕も君のことが気になって

だけど中途半端な気持ちがして

君は自分の気持ちがしっかりわからずに

いつもそばに寄ってきて


日々の出逢いを繰り返し互いに気持ちが高まっていったのさ


未熟なふたりだったから交わす愛の言葉に欠けていて


互いの気持ちを確かめなくて
わからずじまいの仲だったのさ


別れは突然訪れてふたりの仲を引き裂いて

 

 

別れの言葉も交わさずに互いの会釈て離れていったのさ

もう少し時間があったならふたりは結ばれていたはずさ

思い出せば2年の中でふたりの時間が流れていたのさ

 

キスさえできずの2年間僕の心は苦しかったけど


君もそのことはわかっていたけれど


互いに禁じて我慢をした

君も僕も誘いかけたけど

ふたりの心はためらって

いつも何かと誰かに邪魔をされ


確かな言葉に欠けていたのさ

互いに確かな心がわからずに

いつもいつも寄り添っていたけれど


僕は君の心を大切にして

僕の言葉に欠けていたのさ


明日の君を待ってても
逢えるか逢えぬかわからない

今の今になってきて何故か何故か涙が流れ出る


君の姿が目に浮かび涙が溢れ流れ出る

涙を流す恋なんて

涙をこぼす恋なんて

これが恋なのか

これが本当の恋なのか

恋をして涙を流すことなんて最初で最後のことだった

それは小さな小さな恋だったのさ

 


 

 


 

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